無痛分娩 出産レポ
べびすけは無痛分娩で出産しました。
日本では「我慢は美徳」とされることが多いように思います。
「お腹を痛めて産んだからこそ母性が出てくる」
などと言われる事もありますが、
上記に関して私は「まだ無痛分娩など、他の選択肢が無かった時代に妊婦さんを鼓舞する為に生まれた言葉」だと思っています。
※個人的な意見です。
だからといって普通分娩を否定している訳ではないです。
ただ、無痛分娩という選択肢を「我慢は美徳」という理由だけで
諦めてはもったいないと思ってしまいます。
以下が私の無痛分娩の出産レポになります。
参考になれば。
■参考メモ
・私の場合、無痛分娩にかかった費用は10万円でした。
総額としては「自然分娩にかかる費用+10万円」になります。
・計画分娩ではなく自然の陣痛を待つお産でした。
■出産レポ
結論から言うと、
【無痛分娩は本当オススメ】
2人目を産む際にも間違いなく無痛分娩を選びます。
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1/23
朝からお腹の張りが10分間隔になったので、病院へ🚗
診察してもらうと
「お腹の張りが遠のいてる、子宮口開いてないし、赤ちゃんもまだ下がってないから帰宅で👩⚕️」と言われて自宅へ。
夕方にはお腹の張りもおさまってきて一旦落ち着くも、また等間隔で痛みの波が来て、ほとんどご飯も食べれず、寝れず。
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1/24
朝3時におしるしが😳そしてお腹の張りも10分以内の間隔、かつ昨日よりも痛み倍増で骨盤が痛くなり、産まれるーーと思いまた病院へ🚗💦だがしかし、子宮口はあまり開いてなくて、まだ1cm(全開は10cm)😭
まだ入院するレベルではないと言われ、再度帰宅ーー😭😭😭
お腹の張りと骨盤が広げられるような鈍痛は全く引かない。
お腹の張りが来るたびに痛みで固まる、唸る…
先長過ぎ…と途方にくれる。
ひたすら5-10分間隔で来る痛みに耐える。
この日もほとんど飲まず食わず、寝れず。
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1/25
朝6:00 医療センターに時間外で受診。
痛みのあまり泣きながら受診するもまだ子宮口1センチ…。
前駆陣痛と診断され、再度帰宅。
子宮口の開きは先生に見てもらわないと進んでるかどうかも分からないのでゴールが見えず、絶望😭
5分間隔でくる骨盤のギシギシする痛みと、子宮がギューっと引っ張られる痛みとゴールが見えないことに絶望して、痛みの波が来るたびにひたすら泣き叫ぶ…(近所の方にほんと謝罪したい…)
10:30 2度目のおしるし!これはもう赤ちゃんがくれた「病院行っていいよ!」のサインだ😭と泣きながら医療センターに電話して、雪の中タクシーで病院へ。
一般の妊婦検診を受けにきてる妊婦さん達の前を「…うあぁあああ!!」と叫びながら通り、妊婦さんの不安を煽るだけ煽って検診室へ。(ただでさえ不安いっぱいだろうにごめんなさい…)
12:00 受診。子宮口5cm開いてる!これは陣痛!よし入院!そのまま分娩室へ😭😭😭
この辺の記憶はうろ覚えだけど、
陣痛の合間の数分で骨髄に麻酔を入れてもらう準備。麻酔を打つための体勢をとるためにあぐらかいで丸まった状態で陣痛を何度かやり過ごすのがものすごく辛かった…。
助産師さんに手を握ってもらいながら、叫びながらも耐える。
10分後に徐々に麻酔が効いて来て、喋れるくらいの余裕が出てくる。陣痛の痛みを10とするなら、3-4くらいの痛みに。
心から「医学の進歩ありがとう!!!」と思った…。
この後に人口破水。
最終的には痛みレベルを2(軽い生理痛くらいの痛み)まで落としてお産の準備開始。このタイミングあたりで旦那到着。
わたしの喋る余裕に驚いてた。
喉が渇いた私にストローキャップ付きのアクエリを飲ませてくれる。これめちゃ助かった。後リップクリーム。
子宮口が全開に。
陣痛がまばらに来てたので促進剤を少し投入。
痛みが強くなってきたけど、麻酔の量は自分で追加できる(許容範囲内で)ので、少し追加して、またレベル2まで痛みを落とす。自分で麻酔のボタンをポチッとと押すと、麻酔が追加される仕組みでした。
20:00からいきみスタート。
いきみはイメトレしてた甲斐もあって割とスムーズに進む。
会陰切開。
20:59「赤ちゃん出るよー!」と言われた瞬間、
どぅるん!!て感覚と共に赤ちゃんが…!(この時痛みはほとんどなし✨)
すごい元気に泣く赤ちゃんで、元気に産まれて来てくれたこと、この子をわたしが産んだってこと、そしてやっと会えたことに感動して涙ぽろぽろ。。
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■総括
ほぼ2日食わず寝ずの状態で自然分娩してたら、自分も赤ちゃんもどうなってたか想像がつかない…
赤ちゃんを産むときに穏やかな気持ちで家族とコミュニケーションとれるし、プラスな面を多く感じた。
私の病院では無痛分娩代は10万でした。安いもんだーー😂
無痛分娩にして良かったと心から思った。
麻酔に関しては効く人、効かない人がいるそうで、効かない場合は帝王切開になります。ただ自然分娩でも帝王切開になる可能性は十分あるので、差別化のポイントにはならないかと。
あとは実績ある大学病院を選んで正解だった。先生、助産師さんの対応が全て丁寧で、安心して妊婦検診からお産まで進むことができたと思う。